記述式事例について書面による場合の申請情報の作成
ポイント等を簡潔に記載した書式例集の決定版!
「不動産表示登記申請マニュアル」の実戦的活用方法を詳細に解説します。
土地家屋調査士試験の記述式問題は、申請書の作成、作図及び求積の3つの項目からなりますが、このうち申請書の作成が最も出題予想が難しく、本試験終了後には、「最近練習していなかったパターン(様式)の申請書が出題されて、よく思い出せなかった」「問題文を読むのに時間がかかり、焦った結果、他のパターンの申請書を作成してしまった」という話をよく耳にします。記述式問題集で単に申請書の解答例(記載例)を覚える、といった学習だけでは多種多様なパターンに対応することはできず、毎日申請書を作成していても大きなミスをする恐れを抱えたまま本試験に臨むことになる可能性があるのです。
そこで、本講座では「申請書の記載事項を理論的に理解する」ことを目標として、今までどの受験テキストにも載っていなかった内容の講義を行います。具体的には、登記手続(登記官が登記記録にする手続)を踏まえたうえで、「なぜ、その欄に、そのようなことを記載するのか?」という疑問点を解消していきます。私の解説を書き加えていただくことで、『不動産表示登記申請マニュアル』が本試験の直前期にも短時間ですべての登記の申請書のポイントを見直すことができる参考書へとより進化します。
記述式問題集の解答例を丸暗記するだけの学習や、恣意的な(勝手な)解釈から脱却して、理論的に申請書を作成することができ、また、どのようなパターンの申請書が出題されても、的確にそのポイントを思い起こすことができる受験生になって、本試験に臨んでほしいと考えます。