Q.試験を目指した理由・契機
私事ながら数年前に相続が発生し、その際、故人にとって長年の懸案であった隣人宅との境界確定をする必要が生じました。その時に初めて土地家屋調査士や測量事務所のお世話になりました。境界確定について何度か打ち合わせし、また、実際の作業に立ち会うなどをしていくうち、土地家屋調査士という職業およびその業務に興味を持つようになったのがきっかけです。
今回受験した測量士補については、土地家屋調査士試験の一部免除を目的に取得しようとしたものです。
Q.東京法経学院講座を受講しようと思ったきっかけ
土地家屋調査士および測量士補の試験対策分野を長くリードしてきた機関であること、それに見合う多数の合格者輩出実績があること、そしてこうした積み重ねがあるゆえに、いくつかある予備校・受験対策機関のなかで最も信頼できると感じたからです。
私自身は典型的な文系人間で、数学がとても苦手に感じていました。そのため独学で試験を乗り切ろうという選択肢は最初からなく、信頼できる機関が提供する最適な講座を選択することに傾注しました。
Q.学習するうえで工夫したこと
受講の申し込み後、最初に送られてきた書類一式のなかにガイダンスの文書がありましたが、そこに書かれていたこと(例えば、最初にテキストを通読する、毎日少しでもよいので取り組む、など)を、先入観を持たずとにかく愚直に実践するようにしました。
そうした指導方針やアドバイスもまた、東京法経学院の長年の経験と実績をもとに確立してきたもので、十分な再現性があると考えたからです。あとは時間を見つけて実践するのみでした。
Q.受講講座を受けての感想、良かった点はどんな点ですか?
試験対策に直結した講義内容が良かったです。
内堀先生の「ここは頻出だからしっかり理解・記憶する必要がある」、「最近新たに出題されたから解説しておく」といった方針や進め方が、無駄のない効果的な試験対策になったと実感しています。私が受けた令和5年度試験は、過去問では見ない問題も少なからず出題され(たと私は感じ)ましたが、内堀先生の講義で触れられていなければ、他の受験者も正答率は低いだろうと割り切ることができました。
Q.学習時間はどのように作っていましたか?
普段は働いていますので、帰宅後は疲れ切ってしまい集中することは勿論、机に向かうことすら難しく、通勤時の電車内や早朝などを活用するように努めました。試験が近くなってからは、週末に集中して過去問の学習などに取り組みました。
ガイダンスの文書に書かれていたように、できるだけ毎日取り組むよう心掛けました(講義動画を5分だけ視聴する、過去問を1つだけ解く、テキストを1ページだけ読むような日も少なからずありました)。
Q.わからない箇所があるときはどうしましたか?
東京法経学院の質問用紙は結局使う機会がありませんでした(試験直前に学習ペースを上げたので、質問をする時間的余裕がほぼない状態でした)。わからない箇所があるときは動画とテキスト(合格ノート)を繰り返し確認しました。また、数学や計算などでわからないものについては、YouTube上の無料動画なども活用しました。
試験本番までに手が回らない単元もありましたが、試験当日はそうした未着手部分を除いた問題を落とさないように心がけました。
Q.モチベーションはどのように保っていましたか?
「測量士補の先には土地家屋調査士試験がある」と考えるようにし、ここで挫折するわけにはいかないと自分自身を鼓舞し続けました。
また、工事現場等で測量作業をされている方を見かけた際は、講義で学習した機材(トータルステーションなど)を見つけて学習成果を実感したり、自分も合格したらあの作業ができるようになるとイメージしたりしていました。
こうした心がけが功を奏してか、約半年に渡る学習期間を通じて一定の動機を維持できたと思います。
Q.次の目標はありますか?
引き続き東京法経学院の通信講座を利用し、2024年度試験の合格を目標に、土地家屋調査士を受験するつもりです。宅地建物取引士や行政書士の資格を持っていますので、将来的に土地・建物・行政手続き等に関する専門性を活かして地域や社会に貢献できるよう準備を進めようと思います。
また、変化の激しい時代のリスクバッファとして、独立できるまでの知識や経験を積み上げ、最終的には居住地を選択できる自由を手に入れたいと思います。