Q.試験を目指した理由・契機
現在測量会社に勤務しており、測量作業に従事するため先に測量士補を取得したところ、測量作業の責任者(主任技術者)になるためには、測量士を取得する必要があるため、勤務先の会社から測量士を取得するように指示があったこと、万が一転職等の際に測量士を取得していれば、多少転職に有利になるのかと思ったこと、
また、測量会社勤務ならではの効率のよい学習計画を立てることができるかと思い測量士の取得を目指すこととなりました。
Q.東京法経学院講座を受講しようと思ったきっかけ
測量士試験における学習経験はありますが、測量士補で学習した内容を土台として、より深く学習する必要があると聞いたことがあり、令和6年度からは作業規程の準則の改正も視野に入れる必要があったことから、独学による学習での限界を感じていました。
その際、測量士補の復習も含めて、測量士資格を目指すことをコンセプトとしたものであり、午後試験の記述についても添削指導を行ってもらえるようでしたので、本講座の受講を決意いたしました。
Q.学習するうえで工夫したこと
テキスト以外での補助的な学習教材としては、作業規程の準則を用意しましました。(国土地理院のホームページからダウンロードできるものです。)
過去問学習するときに、間違えた問題については、何故間違えたのか(計算ミス、勘違い、完全にわからない、忘れた等)を逐次問題集やテキストに書き込みを行ったり、付箋を貼付したりしました。
計算ミスでの間違いは、早く問題を解くよりも、正確な計算や2回以上の検算を行うように心がけました。
勘違いによる間違い、完全にわからない、忘れたことによる間違いにおいては、該当部分についてテキストに記載されているかを確認しました。
テキストに記載されている部分については、1回黙読を行った後、音読しました。音読すると意外と記憶に定着したりしました。 テキストに記載されていない部分については、過去問の解説文を確認し、テキストに補足文を書き足したりしていました。
Q.受講講座を受けての感想、良かった点はどんな点ですか?
最初の講義動画を視聴しているときは、基本的なことばかりでしたが、基本に立ち返ることが大切であることを改めて知ることができたところです。
テキスト各章の最後にある確認問題については、間違ったりした場合は、直ぐに該当箇所に戻れるのが便利でした。
受講するきっかけにもなりました、午後試験対策の添削があるところについては、他社でも行っているようでしたが、他社講座には講義動画がないので、東京法経学院様を選んで良かったのかなと思いました。
Q.学習時間はどのように作っていましたか?
会社勤務の日はいつもよりも1時間くらい早起きして過去問を解いていました。会社から自宅に戻ってからは、朝に解いた過去問の解答チェックや、復習等を行いました。
休日で特別予定がない時は、一日中講義動画を視聴したり、過去問を解いたり、会社勤務の日に学習した内容の総復習を行いました。
3月頃からスパートをかけるつもりでいたので、有給休暇を何日か取得し、そこから直前期まで学習時間をいつもの2倍確保しました。
Q.わからない箇所があるときはどうしましたか?
テキストに該当部分があるかどうかを確認することとし、講義動画で扱っている場合は、講義動画を何度も視聴しました。テキストに記載のない部分については、作業規程の準則を確認しました。
実務に即する部分については、私自身は測量会社勤務なので、測量の実務(測量計画や公共測量手続き関係)を担当している勤務先の社員に確認してました。質問がある場合は、質問票で質問を行うことができるみたいですが、私は、一度も使用しませんでした。
Q.モチベーションはどのように保っていましたか?
何度も問題を間違えたり、どうやっても理解できない部分については、過去問であまり問われない内容ならば捨てることにしました。過去問で頻出する内容の場合は、テキスト参照しながら、過去問を解き、間違った部分については、何故そう答えるのに至ったのか、何故間違えたのかを自問自答するようにしました。
あとは、自分が測量士になった後のことを想像しながら学習を行っていました。
それでもどうにもならない場合は、思い切って一日休んでみました。
Q.次の目標はありますか?
測量会社に勤務しておりますので、次は測量の知識を生かすことができる土地家屋調査士に挑戦するかと思っておりますが、何年か前に学習時間の確保や自分自身の事情が様々重なり、挫折せざるを得ませんでしたので、今後学習時間の確保や学習計画がうまくできそうなら、挑戦していきたいと思います。
あとは、宅地建物取引士も取得しており、ある程度法律関係の学習経験がありますので、行政書士にも挑戦できればと思っております。