Q.試験を目指した理由・契機
将来的なことを考えて資格の勉強をしよう思ったときに、数ある資格の中で土地家屋調査士を目指した理由として前職(不動産関係)の時に土地家屋調査士のことを知っており、将来的に専門性のある職業だと感じ、今後も仕事が見込めること、そして自分の性格的にもあっていることなどで目指しました。 既に宅建、行政書士の合格をしていて、学習のペースができていたこと、法令の文書理解、民法等科目が被る部分があったことなどもあり、知識がまだ残っているうちにさらに難試験に挑戦してみようと考えました。
Q.東京法経学院講座を受講しようと思ったきっかけ
前年度は、他の予備校を利用していましたが、知識が少し足りないなと感じたこと、模擬試験も少ないなと感じ、そこを圧倒的にカバーしてくれる法経学院を選びました。 そして、合格率が非常に高かったこと。ほとんどの受験生が模擬試験を受講されていて、調査士試験のことを網羅されていると感じたからです。 過去問題集は、平成17年以降は既にやり尽していて、昭和のものまで掲載されている過去問題集で学習できるのも選んだ理由の一つです。
Q.学習するうえで工夫したこと
講義を聴き、その部分の過去の問題を解きました。シンプルですが、それが、知識として一番頭に残るように感じます。 問題を読んで分からないところがでると、テキストで確認しました。すぐに裏面の答えを見てしまうと、なかなか覚えられないです。自分で探して周辺知識も学習することで知識がついていったように感じました。確かに時間はかかりますが、最初だけだと覚悟して進めました。 隙間時間、運転時間も一回聴いた講義の動画を流したりしていました。それとなく頭でイメージできればよいくらいの感覚でした。寝る前には、過去問題集を何問かしてから寝るようにしていました。
Q.受講講座を受けての感想、良かった点はどんな点ですか?
講義を聴きながら重要個所を自分で記載するので頭に残りやすかったです。 授業は思っていたより法令の背景まで説明して頂いていたので法令事態に興味がわきました。ただ覚えるだけじゃなく物語っぽく感じ頭に残っていきました。実務のお話もあったのでよかったです。
Q.学習時間はどのように作っていましたか?
朝一時間早く起きて朝の勉強につなげていました。仕事から戻ってからも少しの時間も過去の問題を1問だけという感じで解いていました。週末は最低限のイベント以外は勉強時間にあてていました。継続することをイメージして少しでも期間が開いてしまうと記憶も薄れていくので危機感を持って取り組みました。試験後にできることはあと伸ばしにしました。目の前のことに集中できる環境を自分で意識しました。
Q.わからない箇所があるときはどうしましたか?
テキストでわからないことはネットで調べたり、ツイッターを見たりしていました。わからないまま飛ばしておいて、2〜3日たってからそういうことかという発見もありました。質問用紙は使用しませんでした。書いて、送って、返ってきてのほうが時間かかるし効率悪いなと感じたことと、合否に関することではないと感じていたことが理由です。
Q.モチベーションはどのように保っていましたか?
周りに試験勉強をしていることを話したり、年に1回の試験なのでこれを逃すとあと1年勉強しなければならないと、自分に言い聞かせて追い詰めていました。とにかく通常言われている勉強時間(800〜1000時間)はしっかり勉強しようと意識しました。それだけして不合格ならしょうがないと感じることができるかもしれませんが、それさえもできていない状況だったので目標を決めて、わりと短期間で上記の勉強時間はしっかりやる意識でモチベーションを保ちました。
Q.次の目標はありますか?
調査士の実務は奥が深く実務の勉強をしっかり取り組むことと、測量に精通した調査士になりたく、測量士の勉強を始めようと考えています。