Q.試験を目指した理由・契機
長年不動産取引業に従事していたこともあり、土地家屋調査士は身近な存在であったこと、それに不動産に関する登記や筆界確認等は不動産取引において無くてはならないものであると身をもって感じていました。国家資格であり独占業務、今後も廃れることのない職業で、そこに市場性を感じたことと、以前からやりたい職業であったためです。
Q.東京法経学院講座を受講しようと思ったきっかけ
ネットでの検索でしか方法がなかったのですが、合格者の体験記やSNS等での情報を収集したり、提供いただく講座や勉強方法に必死に付いていけば確率は高いのかなと。やはり合格実績が一番のきっかけでした。
Q.学習するうえで工夫したこと
通信講座でのダウンロード講義、全て聞き終えるまでかなりのボリュームがあったので、早く見終えようと進めたのですが、知識の定着率は大変低いものでした。途中で振り返り、テキスト学習はもちろんのこと、各パートを終える毎に過去問を徹底して学習し深く掘り下げて理解を深めながら進める、この方が少し近道だったかなと後になって思いました。
苦手分野や弱点も当然出てきましたが、講師が言われた「正解も不正解も全て必然」、本試験でここが出たらと自分にプレッシャーをかけ何度も何度もわかるまで繰り返して理解し、直前期には苦手意識など全くありませんでした。
Q.受講講座を受けての感想、良かった点はどんな点ですか?
地方なので通信講座の一択でしたが、2月より始まったベストセレクト、直結答練がほぼ毎週送られてきたので勉強方法もそれが中心となりました。
間違った箇所や理解不足な分野は再度講義を聴きながらテキストを理解し、問題に戻り解説条文を理解し克服。ひたすらにこの繰り返しでした。決まった曜日に送られてくる答練が待ち遠しく、通信だったので他の受験生の情報は全くないので、自身の位置を知るために成績表も大変励みになりました。学生時代以来の成績表、出るのが楽しかったです。
Q.学習時間はどのように作っていましたか?
朝型の学習でした。長年の習慣であった飲酒はなかなか辞められず、飲めばすぐに眠くなる。無理をして夜は勉強せずに夕食後に早く寝て、その代わり3〜4時に起床して勉強開始。始業時間までの4時間前後、昼食時と夕食時で1時間、平日は5時間程度。休日は早朝から8時間程度は確保したと思います。「受験生なのだから」。大好きな遊びも返上して勉強に費やした一年でした。
Q.わからない箇所があるときはどうしましたか?
聞く相手もいなかったし通信の辛いところだと思います。質問票はあるものの、返信まで時間もかかる。弱点は残したくなかったので、テキストをきちんとわかるまで読み返し、過去問の解説をしっかり理解すれば、結局は理解することが出来ました。 。
Q.モチベーションはどのように保っていましたか?
通信は非常に孤独です。勉強仲間も、だれが勉強しているのかもわからなく、自分との闘いです。絶対に土地家屋調査士になるんだという強い意志でしかありませんでした。
Q.次の目標はありますか?
調査士の方々から、行政書士の業務が併せて必要な場面が多いと聞いているので、行政書士にチャレンジしたいと思ってます。ただ、調査士としての実務が待っているので、いつ達成できるかわかりません。