Q.試験を目指した理由・契機
私の妻の義両親が調査士事務所を経営しており、義父が調査士の資格を所持しています。
しかし、後継ぎがおらず事務所内での有資格者が義父のみであることから、数年の内には引退するようなことを考えていました。私は、その事務所の経営状態は順調であり、様々なお客から信頼されており、このまま義父が引退するのは非常にもったいないと考え、私が事務所の後を継ぐことを考えていました。
しかし、2年前の当時、私は警察官をしており、周囲の反対を押し切って半ば強引に警察官を辞め補助者として勤務することになったのです。
事務所で働くことになったのはいいのですが、後を継ぐためには調査士の資格が必要で、すぐに勉強を開始したのです。
Q.東京法経学院講座を受講しようと思ったきっかけ
義父が調査士の資格を取得したときに東京法経学院の講座を受講していたので、昔から実績を残していることが、1番の大きな要因でした。
講座の内容を調べましたが、全くの初学者で測量のいろはもわからなかった私にとっていずれかの予備校に通う必要があり、東京法経学院は基礎講座が充実しており通信講座で時間に縛られず勉強できることと、答練の量が他の予備校に比べて多いこと、また少しでも早く合格したい私にとって合格お祝いの返金制度もモチベーションを維持できると考え受講しようと考えたのです。
Q.学習するうえで工夫したこと
基礎学習は通信講座でしたが、ただ漫然と視聴して板書したりするのではなく、説明を聞いてわからなかったところは、戻って理解できるまで視聴しなおしたりと基礎学習には相当な時間を費やしました。
択一問題は、過去問を解いてただ解答を覚えるのではなく、解説をよく読みこみ六法を使ってどの部分が誤っているのかを理解し、問題の答えではなく問われていることを理解するようにしてきました。
書式問題では、申請書はひな形をひたすらに覚え、同じ申請書でも完璧に書けるようになるまで何度も練習してきました。
書式問題は、長文で読解力が必要になっていて、文章の中から必要な部分を正確に読み取り、不必要な部分、ひっかけになっている部分などがあるので、想定文を読むときも意識的に区別して読み、マーカー等で区別することをしてきました。
答練で作成した申請書や、択一の解説を小さいノートに纏め、それと関連するものを教科書から抜粋したりして、時間が空いた時に見れるように自分なりのノートを作っていました。
自分で作成したノートは、解説をコピーしたものを張り付けるのはなく、自分で書いていました。というのも、これは私が印刷物を読むよりも、自分で書いた物のほうが覚えやすいというもので、書き写す時も、答練で何を間違えたのか意識して作ることで、しっかりと覚えることができ、過去問等の問題をするときでも、自然と覚えていたことが出てきました。
Q.受講講座を受けての感想、良かった点はどんな点ですか?
答練の量が多く、内容も非常に多岐にわたっていて、かなり充実していたことがとても良かったです。添削も事細かくしていただいて、次にどのようなことに気を付けて学習していけば良いのか理解できたので、勉強の仕方に迷いが生じませんでした。
近年の問題の傾向をよくつかんでおり、今回の本試験の書式は難問と言われていましたが、書式問題を見たときに文章の多さにひるむことなく、スムーズに問題を解くことができました。
Q.学習時間はどのように作っていましたか?
平日は、仕事もしており基本的には夜9時以降に勉強していました。 長時間勉強するのではく、1日、試験時間の2時間半を目安に勉強量を決め、その中で集中してやりきるようにしていました。 仕事が忙しいときでも、計算問題だけは欠かさず行っていました。
Q.わからない箇所があるときはどうしましたか?
わからなかったことの多くが専門用語や法律用語の意味でしたので、ネットで検索をして調べていました。 他にわからなかったことは、六法と教科書を読んだり、義父に聞いたりしていました。
Q.モチベーションはどのように保っていましたか?
答練の成績表がかなりモチベーションの維持に役に立ちました。初学者だったので答練の最初のほうは成績も悪かったのですが、成績が良くなる内に次はもっとと思えるようになり、またA判定の成績と見比べて、ここまで出来れば合格圏内に入れるという具体的な目標を持てるようになり、楽しんで勉強に取り組めるようになりました。
Q.次の目標はありますか?
まずは、調査士の登録をして実務に取り組み、実務に必要な知識を身に着け、一人前の調査士の先生になれるように努めていきます。 その後、業務を行う上で必要な資格等が出てくれば、再度勉学に励みたいと思います。