合格者インタビュー|>こんな『土地家屋調査士資格取得に向けた王道』と言える様な予備校があったのか!|土地家屋調査士試験|東京法経学院





土地家屋調査士 合格体験記・合格者インタビュー

こんな『土地家屋調査士資格取得に向けた王道』と言える様な予備校があったのか!

プロフィール合格者インタビュー

 プロフィール

 及川 実 さん

 


 合格者インタビュー

Q.試験を目指した理由・契機 

 40歳という年齢的な節目を目前に自分の人生の選択肢を増やしておきたいと感じたことが一番のきっかけです。地元に戻り働くという選択肢を持つためには何か資格や実績があったほうがいいと考えていました。 
  そんな時に、友人の親戚で調査士事務所を営んでいる方がおり、土地家屋調査士という仕事に興味を持ちました。元々士業には興味や憧れがあったという事もあり土地家屋調査士という資格について調べたところ、表題登記に関する業務で独占的な仕事であるため全国どこにでも需要はあるのではないかと興味を持ち、チャレンジしてみようと思いました。 

 

Q.東京法経学院講座を受講しようと思ったきっかけ

 学習を始めようと動き出したのが2022年10月頃でした。当初は独学での資格取得を検討していました。しかし、土地家屋調査士という資格は一般的にはニッチな資格であり、本屋さんの店頭に並んでいる参考書の種類が少なく実際参考書を手に取って「自分に合ったものを試すほど選択肢がないな」というのが勉強を始めるにあたっての最初の感想でした。
 そんな中、とある市販の参考書と問題集を購入し勉強を始めようとしたのですが、久しぶりの資格勉強という事もあり全く持って参考書の中身が頭に入ってきませんでした。日本語として書いてある文字は読めるが、内容の理解が全然出来ませんでした。
 その結果、勉強への意欲が湧かず、2022年の12月末までほとんど勉強が手につきませんでした。このままではまずいと思い、合格への道筋を再度考えた時に資格予備校を選択肢にいれて再検討しました。 
  そんな時に東京法経学院さんのHPや口コミ、過去の実績を見た時にこんな『土地家屋調査士資格取得に向けた王道』と言える様な予備校があったのか!と思いました。また、HPで情報を見ていると合格お祝い制度の存在も知り、自分にとってモチベーションになりました。 他社さんでも合格お祝いで返金制度がありますが、対面(通学)での授業が一つの勉強サイクルにもなると思い東京法経学院にしようと決めました。  

 

Q.学習するうえで工夫したこと

 1つ目の工夫は、まずは広く浅く全体感を捉えるために学習→自分の得意不得意を大雑把に把握→もう一度全体を再学習する時に自分の出来る事を少しずつ増やしていくといった学習への取組方法です。
これは今までの経験からこのほうが自分に向いていると思っていたからです。しかし、この方向性をもって学習したのはいいですが途中で大きな問題がある事を実感しました。
その大きな問題とは「合格までの時間計画」が甘かったという事。
 その結果、過去問をはじめアウトプットへの取り組みがとても後回しになったと言うことです。
何とか初回答練までには一通り講義動画は視聴したのですが、答練開始直後に「自分はまだこの土俵に立っていい学習段階じゃない。。。全く問題の意味も分からないし、解説講義の内容もあまり分からない!やばい!!」という事を強く思いました。
ですので、それ以降の学習については答練で行った問題をまずは次の答練までにしっかりと復習して消化することを意識しました。答練前半は実施日ごとに出題テーマが決まっていたので余裕があれば次回の出題テーマの過去問を解いた事もありました。
 以上のような背景を踏まえ、2つ目の工夫は浅く2周目学習する範囲や、しっかりと自分の中に消化していく範囲を答練の実施予定を中心に進める事で自分での学習計画を細かく作らずに目の前に決められた課題をこなすことに集中するという事です。
 私と同じ様な学習進捗状況で答練に臨んでいる方もいると思うのですが、答練はそれまで学習した内容について実力を確認する場であると同時に、実績と経験が豊富な専門家である東京法経学院が土地家屋調査士試験に合格するまでに必要なロードマップと考えて最後まで諦めないで活用して欲しいです。
 3つ目の工夫は講義動画をダウンロードして隙間時間に聞く事で調査士試験内容に触れる時間を多く持ったと言う点です。ポイントは動画で視覚から情報を入れるのではなく、音声で聴覚から情報を入れると言う点です。自分が直近で学習した内容であれば音声を聞くだけで内容が思い浮かぶので、自分で考えながら講義を聞く事ができるのが効果的だったと思います。また、動画に比べて音声のみの方が移動の際など気軽に聴くことが出来るのも勉強時間の確保につながると思います。

 

Q.受講講座を受けての感想、良かった点はどんな点ですか?

 講義動画をダウンロードして持ち運びできるので、移動の際など隙間時間に勉強時間として確保しやすかったのが良かったです。 
  また答練に関して毎週必ず長めの学習時間の確保ができる点と実際の試験時間に慣れる事ができた点、他の受験者の様子を見て緊張感やモチベーションを維持できた点はとても良かったと思います。 記述問題で自分では丁寧に作図したつもりでも減点対象となっていた事が多々あったので試験終盤期において自分で作図練習をする際に気をつけることが出来たので自分では気づけなかったであろう癖や傾向に気づけたのも良かった点です。

 

Q.学習時間はどのように作っていましたか?

 会社へ出社が必要な際にはその移動時間に講義動画を見たり聞いたりして勉強時間を確保していました。また、出社した際には仕事終わりに職場の休憩スペースやファミレスや喫茶店などにいき、強制的に自宅以外の場所で勉強時間を確保する時もありました。 在宅勤務でいい場合は、移動時間がなくなる代わりに家事を多めにしていたので、確保できる学習時間はそこまで出社時と変わりませんでした。
 学習時間の確保で一番気をつけていたのは週末の過ごし方です。週末のいずれかは答練で大きな時間をアウトプットに費やすこととなるので、その日は直接帰宅せず必ずどこかでその日の内容の復習をしていました。 答練が無い日については自宅での長時間勉強があまり得意ではないので、積極的に外出して勉強する様にしていました。 自分の性格が一度お店に入れば長居できるタイプだと言うことを自覚していたのでその性格を活かしてなるべく早い時間帯に入店する様にしていました。
 調査士の試験勉強は長期間にわたる試験だと覚悟していたので、家族に試験勉強期間中はあまり外出出来ないことに理解を持ってもらった事にとても感謝しています。ただ、勉強だけでも精神的にストレスが溜まるので終日の外出は難しいがスポット的な外出にはなるべくいく様にし、自分自身の気持ちのリフレッシュとして楽しむ様にしました。

 

Q.わからない箇所があるときはどうしましたか?

 学習の初期段階では分からないことを全て消化しようとはしないようにしました。自分が分からない事が多すぎることも原因だったと思いますが、こんな内容を講師の方に質問する事や、質問票で質問することが恥ずかしく感じていたと思います。なので択一で間違えた場合には、まずは何度か解説文を読んでその解説文にある内容を軽く覚えるといった程度で済ませていました。
 ただし、用語については解説文を読んでも意味がわからないと文章の解釈が出来ないので合格ノートやスマホで調べる様にしていました。 学習の中期からは自分が分からなかった箇所やこういった場合はどうなのか?といった内容について東京法経学院の教材は基本的に解説文に六法の根拠条文や判例が記載あるのでそれを参考に調べてみて、それでも理解できなかった場合は何が分からなかったかを自分の言葉でスマホのメモ帳に書いてみました。その内容を答練の時に講師の方に質問することもありましたし、定期的にその内容を見返して法経学院さんの過去問問題集に類似問題がないか調べて、その解説を読んで解消していました。

 

Q.モチベーションはどのように保っていましたか?

 私のモチベーションの維持に一番役立ったのは答練だったと言い切れます。           
 答練の結果が良かったことなど結局一度もなかったのですが、その事が逆に自分への危機感を煽る事に繋がり最後まで諦めずに取り組めたと思います。 答練での結果が奮わなかった事で自分以外の周り全員が成績上位者に見えていました。あまりにも答練や模試の結果が奮わなくて心が何度も折れそうになっていましたが、この問題が解けている人がいる現実とその人達と争って勝たないと合格は無理なんだと言う事を思い。それを糧に最後まで諦めずに学習が続けられたのだと思います。
  終盤の追い込みが出来たのは、今年ダメだった時に来年の受験に向けてまた一年の長期期間で学習をする事は避けたかったと言うことも大きかったと思います。 表現はよくないかもしれませんが、一度試験に受かってしまえば試験勉強に関してはそれで終了でいいので何とか今年受かりたい!その為になるべく今やれる事をがんばろう!と思い学習していました。

 

Q.次の目標はありますか?

  今回の土地家屋調査士試験を経験して、学習する事の楽しさや重要性を再度認識した気がします。まだ今後この資格を活かした生き方をするかどうかは決めかねている状況ではありますが、相性がいいとされる行政書士へのチャレンジをしたいと思っています。また、測量についてもしばらく実践から離れているので測量についての経験が出来るような機会が無いか探してみようと思っています。